予防と治療

加湿

ハウスダストアレルギーの場合には、換気が重要です。掃除の際に窓を開けてハウスダストを外に逃がし、換気することで除湿が出来てダニの生育を抑える働きがあります。しかし、除湿器などを使用して過度に除湿すると、今度は風邪や乾燥肌など他の心配も出てくるので、部屋の湿度に気をつけながら換気するようにしましょう。

花粉症ですと、窓を開けると花粉が大量に部屋に入ってくるので、閉めておいた方が無難です。どうしても換気したいときは、窓に取り付けるフィルター、エアコンの換気機能や空気清浄機などである程度は対応できます。外出の際はマスクや眼鏡で鼻や喉や目を守り、帰宅した時には服についた花粉を払ってから中に入るようにしましょう。

ウィルスや細菌による感染の場合には、加湿が重要になってきます。乾燥していると喉の粘膜も渇いて防御機能の低下を招くことになります。例えばインフルエンザですと、低温で乾燥した場所ではウィルスの生存率が高く、逆に高温多湿の場所では生存率が低くなります。湿度は50%ほどに保つのが良いとされ、例え室温が高くても乾燥していればインフルエンザウィルスは数時間生存します。

ただし、なにごとにも限度があります。高温多湿をずっと保ち続けていると、畳や壁などにカビが生えたり、ダニの温床になる恐れがあります。そうすると、今度はそれが原因で咳が出たり炎症が起きたりしかねないので、ときどきは部屋の空気の入れ換えをした方が良いと思われます。