痛みの種類

違和感・異物感

喉に少々の違和感があっても、あまり気にとめずに放っておく人は多いでしょう。ほとんどは一過性のもので、いつのまにか治っていたりします。違和感や異物感の原因は多く、ポリープやストレス、食道に魚の骨などが刺さっているなどでも似たような感覚を覚えます。しかし喉の違和感というのは、背後に他の病気が潜んでいることもあるので要注意です。

もし喉の粘膜や食道の炎症が原因でなく、違和感が長期間に渡って続くようであれば、甲状腺が腫れている可能性もあります。甲状腺はのどぼとけの下方、気管を囲むように位置し、右葉と左葉がありそれを繋ぐ峡部からなる内分泌器官です。

甲状腺に関わる病気は多く、そのほとんどは原因がわかっていません。甲状腺に痛みがある場合は亜急性甲状腺炎です。数人に一人の割合で発熱があり、回復までにたいてい数ヶ月もかかります。甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症を伴う場合があり、バセドウ病と似た症状が現れますが、バセドウ病ではありません。

他には、扁桃悪性リンパ腫があります。悪性であっても強い痛みを感じることは少なく、軽い咽頭痛や喉の異物感があります。頸部のリンパ節が痛みのないまま腫れていき、腫瘍が周囲に浸透すると耳の痛みや嚥下痛を感じるようになり、難聴などになることもあります。リンパ節や消化管に再発する例が多く見られ、定期検査や診察が必要となります。

その他、場合によっては食道ガンや下咽頭ガンの可能性もあります。このふたつは重複して見つかる割合が高く、刺激のある食べ物、飲酒と喫煙に深く関わっています。