喉の痛みを伴う病気

肺炎

ウィルスや細菌は主に口や鼻から侵入してきます。健康な時は喉でそれらを排除できますが、喉に炎症が起きて弱っていると、肺にまで入り込んでしまう場合があります。風邪をひいたときなどに、高熱が出て喉や胸が痛み、咳が長引く場合、肺炎が疑われます。

ウィルス単独よりも、その後の細菌による二次感染が多く、細菌との混合感染もあります。ウィルス性肺炎の原因となるものには、インフルエンザ・麻疹・RSウィルス・ライノウィルス・サイトメガロウイルス、重症急性呼吸器症候群を起こすSARSウィルス(新型コロナウィルス)も忘れてはなりません。細菌性肺炎は、肺炎レンサ球菌(肺炎球菌)や黄色ブドウ球菌などが主な原因となります。細菌性肺炎の罹患数は減ってきていますが、重症化すると入院しなければなりません。

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエというウィルスでも細菌でもない病原体が原因で、多くの人がすでに咽頭にもっています。健康なうちは発病しませんが、特に弱ったときや、人ゴミの中で罹っている人から大量に病原体をうつされたりして、肺炎を起こすことがあります。肺炎の中では比較的症状が軽く、入院を必要としない場合が多いです。

普通に生活している中で罹患する肺炎のうち、約10%はクラミジアの感染によるものです。クラミジアは真正細菌の仲間で、感染経路は母子感染と飛沫感染があります。発熱はあまり見られませんが、長く続く咳が特徴です。アルツハイマー病と関連があると言われているので、感染が発覚したときには確実に除菌した方が良いでしょう。