部位別の症状

周辺組織

咽喉の周囲には、リンパ節や甲状腺などがあり、それらを骨と筋肉で支えています。身体には無数のリンパ管が張り巡らされていて、その節々にあるのがリンパ節です。

身体の表面に近い部分では、首筋や耳の前後、あごのラインなどに多く集まっています。血管よりも細いので、通常は手で触っても外から確認は出来ません。リンパ節ではリンパ液の生産がされ、侵入してきたウィルスや細菌を濾過して血液に入り込まないようにします。

白血球やリンパ球が病原菌を排除する際にリンパ節の腫れや痛みが起こり、手で触れてわかるようになることもありますが、病原菌が減っていけば、いずれは腫れも引いていきます。もし、腫れがひかずに大きくなったり、数が増えたり発熱が出た場合には、速やかに病院を受診しましょう。結核性リンパ節炎や化膿性リンパ節炎、最悪の場合には悪性リンパ腫である恐れもあります。

痛みや違和感があるのに検査結果には異常がなく、喉粘膜の痛みじゃないと自分でもわかるようなときには、それはもしかすると喉が筋肉痛になっているのかもしれません。首の筋肉は寝違えなどで経験することもあると思われますが、喉も筋肉痛になるのです。

お酒の飲み過ぎなどで激しく嘔吐したときなどは、普段はしないような筋肉の使い方をして、後に筋肉痛になることがあります。これはしばらくすれば自然に、元のように治るので心配はいりません。もちろん、嘔吐によって食道や咽頭が胃酸の刺激を受けている可能性もあるので、ここは注意が必要です。